地震が発生すると地震波のP波(縦波、初期微動)とS波(横波、主要動)が同時に発生します。P波はS波より約1.7倍速いので、この速度差を利用して大きな揺れ(S波)の到着時間を予測するものが緊急地震速報の原理です。
日本全国に設けられた約1,000箇所の地震計のうち、震源に最も近い地震計で捉えた地震波(P波)を解析し、瞬時に地震の規模(マグニチュード)および震源位置を求め、各地における震度や主要動(S波)の到着時間を測定して受信者に配信します。
DPASS緊急地震速報受信器は、館内放送設備と連動することが可能です。
放送設備の電源制御(起動/終了)、電源維持時間(音声と連動もしくは指定時間)は接点で制御することが可能です。
接点制御には冒頭音切れを防ぐため、ディレーを設定することも可能です。
気象庁から発報される高度利用緊急地震速報の電文を受信し、いち早く端末設置場所までの到達時間と震度をお知らせします。揺れが到達するまでの予測震度・予測猶予時間を知ることで、多くの人命や財産の安全に役立ちます。
◆ 緊急地震速報だけでなく、津波情報(大津波警報・津波警報・津波注意報)を追加。
◆ 従来の「詳細表現」、「曖昧表現」の2パターンに加え、曖昧表現ではカウントダウンを報知しないパターンを追加。
冒頭の告知音では、NHK音の選択が可能に。
◆ 地震報知終了後に「避難誘導音声」を追加。
「避難誘導音声」は様々なシーンに対応し、日ごろの避難訓練にも活用できます。
◆ 外部接続端子を4端子標準装備。複数の外部設備への接続や連動が可能になりました。外部音声スルー機能を搭載した
端子を装備。 入力端子の少ない放送設備にも接続連動が可能です。
◆ 既存のインターネット回線で利用可能なため、導入コストを低く抑えられます。
◆ PROXYサーバー対応(SOCKS4、SOCKS5対応)
*インターネット常時接続環境(光・ADSL等)とルータもしくはHUBの空きポートが必要です。
◆ 安心していただける品質を追求するために、ソフトウェアからハードウェアまで一貫
して国内で自社開発。生産も国内で行っております。
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